まやビューライン(摩耶ケーブル+摩耶ロープウェイ)を使い日本でも有数の1000万ドルの夜景が楽しめる摩耶山の掬星台へ行く方法を紹介します。
![摩耶ケーブル](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/摩耶ケーブル-1024x768.jpg)
夜景が有名な摩耶山の掬星台ですが、道中に山の中を通るケーブルカーからの景色もジブリの様な世界観を味わえオススメ(レビューは後ほど)です。
掬星台とは日本三大夜景のビュースポット
![](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/掬星台夜景-1024x768.jpg)
![](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/08/掬星台ec-300x158.png)
こちらの記事では「まやビューライン(ケーブルカー+ロープウェイ)」を使った掬星台へ行く方法を実際に行って来た筆者のレビューなどを踏まえて紹介します。
まやビューライン(ケーブルカー・ロープウェイ)は2つの構成
公共交通機関の「まやビューライン」はケーブルカー(摩耶ケーブル)+ロープウェイの2つの構成になっており、中間地点の虹の駅で乗り継ぎをし、掬星台近くに車無しで直接行けます。。
六甲・まや空中散歩HPより引用
ちなみに出発地点の摩耶ケーブル駅までは阪急王子公園駅から徒歩で20分、またはバスでも行けます(アクセス方法詳細は後ほど解説します)
①摩耶ケーブル(摩耶ケーブル駅~中間地点の「虹の駅」)
「まやビューライン」の出発地点はケーブルカーの専用駅である摩耶ケーブル駅になります。
![摩耶ケーブル駅](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/摩耶ケーブル駅構内-1024x768.jpg)
乗車券は摩耶ケーブル駅で販売されています
(帰りの券は中間地点の虹の駅や、掬星台すぐの星の駅でも買えます)
ポイント
出発地点の摩耶ケーブル駅までは電車が通っておらず、バスで行くか最寄りの阪急電車の王子公園駅などから徒歩で行く必要が有(後ほど解説)
ケーブルカーでは5分程かけて中間地点である虹の駅まで進みます。
②摩耶ロープウェイ(虹の駅~掬星台近く:星の駅)
中間地点の虹の駅でケーブルカーからロープウェイに乗り換え、星の駅(掬星台すぐ)へ向かいます。
![摩耶ロープウェイ](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/摩耶ロープウェイ-1024x718.jpg)
ロープウェイ降り場を出ると掬星台がすぐそこに。
夜景で有名な掬星台ですが、お昼や夕暮れ時に行っても綺麗な景色を楽しめます。
![掬星台の昼](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/掬星台昼-1024x768.jpg)
摩耶ケーブル・摩耶ロープウェイの基本情報
まやビューライン(ケーブルカー+ロープウェイ)の基本情報を解説します。
乗車料金
摩耶ケーブルと摩耶ロープウェイを併せて往復1,560円(片道の場合900円)です。
より詳しい料金はこちら
全区間 (摩耶ケーブル駅~虹の駅~星の駅) | ケーブルカー (摩耶ケーブル駅~虹の駅) | ロープウェイ (虹の駅~星の駅) | |
---|---|---|---|
往復 | 合計1,560円 (小人780円) | 780円 (小人390円) | 780円 (小人390円) |
片道 | 合計900円 (小人450円) | 450円 (小人230円) | 450円 (230円) |
時刻表はどこでみれる?
時間帯にもよりますが、昼間などは基本的に行きも帰りも20分ごと(ケーブルカー・ロープウェイそれぞれ)に1本が目安になります。
運休することは有る?
基本的に火曜日は定休日で運休となっています。(火曜が祝日の場合はその翌平日が定休)
その他でイレギュラーな運休がある場合は「六甲・まや空中散歩」の以下のページで発表されています。
駐車場は有る?
摩耶ケーブル駅に駐車場は有りません。
周辺のコインパーキングを探す場合こちらのサイトで「摩耶ケーブル駅」と検索可能です(外部サイト:特P)
【出発地点】摩耶ケーブル駅へのアクセス方法
出発地点である摩耶ケーブル駅までの公共交通機関での行き方を解説します。
①徒歩で行く場合「王子公園駅」が最寄り
電車を降りて徒歩で行く場合、最寄りは阪急電車の「王子公園駅」で、東改札口より徒歩20分程です。
![王子公園駅から摩耶ケーブル](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/王子公園駅摩耶ケーブル案内-1024x830.jpg)
東改札(動物園と反対方向の改札)を出て「摩耶ケーブル」と書いてある赤い看板を見ながら進んでいけばOK。
道自体は(基本的に上り坂方向に進み)複雑ではないので土地勘が無くてもわかりやすいと思います。
注意点
王子公園駅から摩耶ケーブル駅は約1.2kmと距離自体は歩いて行ける長さですが、道中ほとんど上り坂になっており歩いて向かう場合体力をそれなりに消耗します。
②坂バスで行く場合と特徴
![摩耶ケーブル駅へ坂バス](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/坂バス-1024x768.jpg)
坂バスとは地元の周辺エリアを回遊している白色のバスで、最寄りの王子公園駅からバスに乗る場合オススメです。
阪急王子公園駅、JR灘駅の付近から「摩耶ケーブル駅下」まで10分前後で行くことが可能です。
坂バスの特徴
本数は1時間に3本と市バスに比べ(市バスについては後述)多めです。
ただ、近隣を回っているバスなので、三宮や新神戸エリアから直で行くことは不可です。
③ー①市バスで行く場合と特徴
![神戸市バス新神戸から摩耶ケーブル](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/神戸市バス-1024x700.jpg)
市バスは距離が近い王子公園駅や阪急六甲駅などに加え、新神戸駅(バス停名:布引)、三宮駅などの神戸の主要駅周辺からもバスが出ています。
降りる際のバス停名は「摩耶ケーブル駅下」
個人的には新神戸駅前(バス停名:布引)から乗るのがわかりやすく、乗車時間も15分程度と短くオススメです(筆者オススメの新神戸経由の行き方は後ほどレビューで紹介します。)
市バスの特徴
市バスの特徴としては「摩耶ケーブル下」に停まる本数が少ない(1時間に1~2本目安)ことです。
ただ、摩耶ケーブル駅下から500メートル程歩いたところのバス停を使えば本数が多く、スムーズに乗車できると思います。(詳細は③ー③で後ほど紹介します)
③ー②市バスで三宮から摩耶ケーブル下も有(時刻表も)
市バスの18系統で三宮駅から直接「摩耶ケーブル下」に行くことも可能です。
その場合、所要時間約25分(運賃は210円)
三宮発の詳しい時刻表はこちらのバス系統18番から確認可能(外部サイト:神戸市交通局)
摩耶ーブル下初の帰りのバス時刻表はこちら(2024年7月時のもの)
![摩耶ケーブル下から三宮バス](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/摩耶ケーブル市バス時刻表-1024x245.jpg)
③ー③少し離れるが本数の多い市バス停留所も紹介
摩耶ケーブル下に停車する神戸市バス18系統はお昼は1時間に1~2本と本数が少ないです。
ただ、摩耶ケーブル駅から500メートル程離れた停留所「観音寺」で降りることで本数の少なさは回避できます。
降りる際のバス停名は「観音寺」
実際に筆者が行った時も摩耶ケーブル下から帰りの18系統バスが本数少なく、少し離れた2系統の「観音寺」まで歩き帰りましたが、待つことなくスムーズに帰れました。
![観音寺から摩耶ケーブル](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/バス停観音寺-1024x768.jpg)
ちなみに観音寺から三宮の所要時間は約20分程です。
神戸市バスで降りる停留所の比較
停留所は「摩耶ケーブル下」でも「観音寺」でもどちらからでも行けます。
筆者が個人的に感じたそれぞれのメリットと注意点をまとめました。
18系統(摩耶ケーブル下) | 2系統(観音寺) |
---|---|
メリット 直接「摩耶ケーブル下」に行けるため歩く必要無し 注意点 バスの本数が少ない | メリット 摩耶ケーブル駅から500メートル程離れており、摩耶ケーブル駅まで8分程歩く必要が有るが本数が多い 注意点 行の場合は少し坂を上る必要が有り |
まやビューラインで掬星台に行ってみた【レビュー】
2024年7月に昼と夜、徒歩とバスで実際に2回行ってきました。
「摩耶ケーブル」まで行くオススメの行き方
今回、2回(片道x4回)の機会が有ったので実際に徒歩、市バス、坂バスをそれぞれ使ってみました。
その結果、個人的に新神戸駅近く(停留所:布引)から市バスに乗るのがアクセスと所要時間のバランスが良くオススメです。
布引から18系統に乗り「摩耶ケーブル下」下車は所要時間16分
布引から2系統に乗り「観音寺」下車は所要時間12分
![新神戸駅から摩耶ケーブル行き方①](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/新神戸駅南出口-1024x660.jpg)
地下鉄新神戸駅の南出口の看板を見ながら出て
![新神戸駅から摩耶ケーブル行き方②](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/神戸市営地下鉄南出口の階段-1024x797.jpg)
看板を見ながら進み階段を上り、ファミリーマート新神戸駅前店の前にバスのりばが有り(バス停名:布引)
![神戸市バス新神戸から摩耶ケーブル](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/神戸市バス-1024x700.jpg)
![新神戸駅から摩耶ケーブルにバスで行く方法](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/布引バス-1024x768.jpg)
摩耶ケーブルから見る景色はジブリの様な世界観
摩耶ケーブル駅に到着後、雰囲気のある入口へ。
![摩耶ケーブル駅](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/摩耶ケーブル駅入り口-1024x768.jpg)
そしてケーブルカーに乗り森の中へ、ジブリの様な世界観で本当にオススメです。
![摩耶ケーブルからの景色①](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/摩耶ケーブルからの景色①-576x1024.png)
山の中を進み神戸が一望できる景色は絶景でした。
![摩耶ケーブルからの景色②](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/摩耶ケーブルからの景色②-576x1024.png)
夜に行っても綺麗ですが、明るい時間のケーブルカーから見る景色もとてもオススメですよ。
摩耶ロープウェイからの景色
中間地点で乗り換え、摩耶ロープウェイに乗りました。
ロープウェイからの景色はこんな感じ。
![](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/摩耶ロープウェイからの景色-576x1024.png)
ケーブルカーとはまた違う景色を楽しめます。
ちなみに夜のロープウェイ乗り場(帰りの)はこんな感じになります。
![摩耶ロープウェイ星の駅](https://kobe-stay.net/wp-content/uploads/2024/07/摩耶ロープウェイ乗り場夜-1024x768.jpg)
掬星台自体も綺麗ですが、まやビューライン(ケーブルカー・ロープウェイ)で行く車内から見る景色も最高なのでかなりオススメですよー
F&Q
摩耶ケーブルと六甲ケーブルの違いは?
言い方が違うのではなく、出発地点や到着する山が異なる全く違う乗り物です。
六甲ケーブルは六甲山へ行くのに対し、摩耶ケーブルは摩耶山方面に向かいます。
摩耶ケーブルで行ける方面 | 六甲ケーブルで行ける方面 |
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摩耶山方面 ・掬星台 ・天上寺 など | 六甲山方面 ・六甲ガーデンテラス ・六甲枝垂れ ・六甲山スノーパーク など 更に六甲山からロープウェイを使うと山を越えて有馬温泉へ行くことも可能 |
補足すると六甲山と摩耶山の間はバスも通っており、それぞれの山をバス移動も可能です。
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